空間認識能力とは物体や大きさ・物の位置関係を正確に把握する能力の事で、主に脳の右側が司ってると言われています。
空間認識能力が高い人は
・バスケなどのスポーツが得意
・地図が読める
・道に迷わない
・立体的に絵を描ける
と言われています。
空間認識能力は大人でも訓練すれば鍛えることができます。
ここでは空間認識能力の低い私が実際にやってみて、効果を感じられた方法を紹介していきます。
粘土で物体(立体)を作る
上で述べたように、空間認識能力は空間の中で物体の位置や大きさを把握する能力です。
しかし、空間認識能力が低い人はそもそも「物体(立体)」のイメージがうまく
できていません。
まずは触覚を使って「立体とはどういうものか」を脳にインプットしましょう。
やり方は簡単です。
100均に売ってる粘土で丸、四角など立体的なものを作ります。
そして、それを色々な角度から見て立体的な形をインプットします。
他の物と比べて距離感(奥行)・サイズ・影のできかたを観察します。
立体を様々な角度からみれば、大きさ・形をイメージしやすくなります。
このやり方は絵が平面的になりがちな人・物と物の距離感がつかめない人に特におすすめ!
姿勢をよくする
幻冬舎GOLDONLINE様によると、良い姿勢は空間認識能力の働きをよくするそうです。
姿勢が正しく保たれていないと身体の軸がぶれてしまい、バランスが崩れて空間認識能力が働きにくくなるためだそうです。
それに対し、正しい姿勢と正しい頭の位置による水平な目線を維持することで、脳が傾くことなく正しい位置に置かれ、物事の正確な理解や身体のコントロールがしやすくなるのだそうです。
引用元:幻冬舎GOLDONLINE
パズル
「どの形がどこにハマるのか」を考えるので、空間認識能力が鍛えられます。
パズルが苦手な人は初めにカドのピースを集め、カドから作っていくとやりやすくなります。
パズルに抵抗がある人はスマホで出来るパズルアプリから始めるのがおすすめです。
左手を意識して使う
右脳と左脳では認識する空間が違うと言われており、左手を意識して使う事で、把握する空間に偏りがでることを防げます。
空間認識能力を鍛えるおすすめのアプリ
私が実際に使ってみて効果を感じられたアプリを紹介します。
※価格は2023年のものです。
.projekt【有料】
グレーで表示されるお手本に合わせて、立方体を並べて完成させるパズルアプリです。
2つの方向から見て1つの作品を作らなくてはいけないので、空間把握能力がものすごく鍛えられます。
↓15秒動画
このアプリは本当におすすめ。私は1ヶ月間、毎日続けていたんですが、
- ・立体に対する苦手意識が少なくなった
- ・頭の中で立体をイメージしやすくなった
- ・前よりも絵を立体的にイメージできるようになった
と、効果が感じられました。
初めてやる時は発狂すると思いますが、レベルが低いうちはどこに何をおけばいいか指示してもらえます。
IOS→インストール
Android→インストール
MineCraft
鉄・木など、色々なブロックを出して好きな建物を建築できる自由なゲーム。
「縦のブロックは何マス必要か」「奥行はどれくらいか」と、考えながら操作するので楽しく空間認識能力が鍛えられます。
マルチプレイにも対応してるので、フレンドになれば友達のワールドに行くことでもきます。
スイッチ版も発売されてます
マイクラは10年以上前から世界中で愛されてる超人気ゲーム。
アプデも多く、新しいコンテンツが実装されるので飽きません。
空間認識能力が低い人の特徴
空間認識能力が低いと自分と物体との距離を掴みにくいので、以下のようなことが苦手な人が多いです。
・整理整頓が苦手…物の大きさとスペースの広さがイメージしにくい
・迷子になりやすい…自分がどこにいるのか上手く把握できていない
・イラストが平面的になってしまう
・縦列駐車が苦手
・バスケなどの球技が苦手
空間認識能力を鍛えることで得られるメリット
・片づけが得意になる…「この本を置くためにはどれだけのスペースが必要か」という事を事前にイメージできるようになります。
・迷子になりにくくなる
・自転車・車をどこに停めたかわかるようになる
・絵が立体的に描ける
他にも、数字が得意になる(空間把握能力と数字を使用する時に使う脳は密接な関係にあるため)、道案内がうまくなる、など。
特訓を続けていくと、立体への苦手意識が減って物の見方が変わっていくのに気づくと思います。
例えば、「自分が今どこを走っているのか」が、Googleマップのように頭上からイメージできるようになっていきます。
前は家の近くでも迷子になってましたが、それが減ってきました
上にあげた方法は1ヶ月位コツコツ続けていけば効果を感じられると思うので、ぜひ試してみてください。