アナログイラスト

つけペンが苦手…簡単に漫画に強弱がつけられる3つのペンを紹介

漫画を描く際におすすめなのが一本で簡単に強弱がつけられるペンです。

特に絵を描きはじめたばかりの時は線を引くのに必死になってしまい、線が単調になってしまいがちです。

強弱をつけるならプロの漫画家が愛用しているGペンがおすすめですが、慣れるまでに時間がかかる事とGペンを使うならペン軸、ペン先、インク、そして原稿用紙やケント紙などの厚い紙も揃えなくてはいけません。

この記事では「力をいれすぎず、なるべく安価で漫画を描いてみたい!」という方におすすめのペンを紹介します。

どれも市販の紙、コピー用紙に使えるのでweb漫画などを描く人はぜひ参考にしてください☆

漫画を描く道具として紹介したいので、二次使用が認められた佐藤秀峰先生の「ブラックジャックによろしく」の一コマをそれぞれのペンでトレースしました。人物、フキダシ、集中線も全て同じペンで描いています。

万年筆kakuno 細

大好きなペンです。元々子供が使う万年筆として開発されたため、万年筆なのに価格も1000円前後と超お手頃。

線の強弱がつけやすいだけではなく、インクがカートリッジ式になっているため、インクがなくなれば補充して何度でも使えます。

kakunoは細字タイプ中字タイプがあります。

両方持ってるんですが、細いタイプの方が描き味が硬め。中字の方が柔らかい描き味です。

パイロットのカクノについてはこちらにレビューを書いています→初めて万年筆でイラストを描く時にはパイロットのカクノがおすすめ!

タチカワ新ペン先スクールG

Gペンや丸ペンでも有名なタチカワが販売している新ペン先スクールg。

これは漫画のキャラクターや効果線を描くために開発されたペンです。そのため、これ一本で強弱がつけられるように作られています。

芯先が硬いので好みがわかれると思います。慣れると使いやすいと思うので、個人的にはおすすめなペン。

線幅、強弱の付け方についてはこちらの記事にまとめたので参考にしてみてください→漫画描くペンでおすすめ!タチカワ新ペン先スクールGについて

筆まかせ

筆まかせはサインペンのようなタッチが特徴の筆ペン。ペン先が硬くできているので、力をこめることで太い線も引くことができます。

頑張ればメリハリの強い線を書くこともできます。

でも力をいれすぎるとすぐに太い線になってしまうため、メインのペンとして扱うのは難しいです。

輪郭やフキダシなど、少しメリハリをつけたい時にはおすすめのペンです。

漫画描くのにあると便利なペン

目や背景など、細かい部分を描くのにおすすめなのが均一な線を引く事ができるHITEC。プロの漫画家でも愛用している人は多いです。

私のおすすめはハイテックです。

三色ボールペンのように一本のペンに数本のインクが入っているタイプ。

通常のハイテックだと一本200円ですが、これを買っておくとインクがなくなっても替え芯(100円)を変えればいいだけなので経済的。

黒は二色入れてますが、0.3、0.5mmと別々のものを入れてます。

昔からHitecは大好きなので、このタイプの物が販売されてとても嬉しい。

均一なのでこれ一本でメリハリはつけられませんが、描き味がなめらかなので一本あると色々な部分に使えます。

まとめ

つけペンを始めてみたいけど、道具をそろえるのが大変!と感じる人も多いと思います。

そんな時はまずインクをつけなくても強弱をつけられるペンで試してみてください。