イラストの模写で画力をあげるには、身長などの情報が公開されているキャラクターで練習するのがおすすめです。
身長がわかるキャラを模写する事で
- キャラと物との位置関係がわかる
- 背景、小物が描きやすくなる
- 他のキャラと並べる時、身長差をつける事ができる
などのメリットがあります。
例えば、ここに160センチの男性が立っています。
この立っている男性に机とイスを書き足します。
頭部から股間、股間からくるぶしまでが大体1対1なので、彼の股間は160÷2で、約80センチです。
彼の目の前に80センチの高さの机を描きます。
80センチの高さなので、大体股間の高さと同じ位になります。
机の半分くらいのイスを書き足します。
机(80センチ)の半分なので、大体40センチの高さです。
太ももから膝、膝から下は大体1対1です。
なので、40センチの高さの椅子も彼の膝あたりに来ます。
こんな感じになりました。
アイビスペイントでぷるっぷるしながら描いたので、椅子が何らかの力で消えかかっていますが、とりあえず完成です。
身長が公開されているキャラを模写することで
「この身長の男性がシングルベッドで寝ると足ははみでるか」
「キッチンに立つどどの辺りに腰が来るか」
など、考えて模写する事につながります。
また、キャラと物の高さの関係を把握する(インプット)ことで、同じ身長のオリキャラをつくる(アウトプット)事ができます。
インプットとアウトプットの両方をこなす事で、絵の上達につながります。
情報は多ければ多いほどいい
身長の他に体重、コップや携帯の持ち方、女性的か男性的かなどの情報もいれると色々なバリエーションの絵を描けるようになります。
特におすすめなのがスマホの機種。
プロの先生やイラストレーターの人は実物や資料を見て描いてるので、機種を調べて大きさを知る事で、そのキャラの手とスマホの大きさの違いを知る事ができます。
イラスト模写するのにおすすめのサイト
アニメ・ゲーム・漫画のキャラクターの身長が載っています。
「157センチのキャラ」「158センチのキャラ」など細かく分けられているので、模写をする時にとても便利です。
「推しキャラが外国人で身長の単位が違う…」という人におすすめ。
身長と体重の単位変換を日本式⇔アメリカ式で変換してくれます。
例)
170センチ→ 5 フィート 6.93 インチ
110.23 ポンド→50キロ
外国人のオリキャラのプロフィールをつくる時にもおすすめです。
まとめ
身長・体重等が公開されているキャラのイラストを模写する事で、考える模写につながり、画力アップにつながります。
おすすめの方法なのでぜひ試してみてください。