イラスト初心者にはとんでもなくハードルの高い服のシワ。
私もお絵かき講座をみては「完全に理解した…(分かってない)」の繰り返しだったんですが、クロッキーを重ねるうちに「もしかしてこうゆう事なんじゃないか?」と、考えがまとまったので記事にしました。
服のシワを描く上での参考になれば幸いです。
そもそも服のシワができる原因は?
ウェットスーツなどぴちっとした服にはシワはできません。ワイシャツなどはシワができやすいです。
シワができる原因は布が余るからです。
余った布が
・折れ曲がる
・引っ張る
・たまる
ことで、シワができます。
これを頭に入れておくと描きやすくなります。
服の形を変える
広げたティッシュを両端で押すと、シワができます。
シワができるという事はティッシュ自体の形も変わるという事です。
服にも同じことが言えます。
人間の体には関節があり、決まった方向にしか動きません。関節を曲げれば服もそれに合わせて引っ張られたり、伸びたり、余った部分が重なるようになります。
服のシワを描く前に形をきちんと変えてあげれば、シワを入れた時違和感なく仕上がります。
服のシワの入れ方を決める
服の形を整えたらシワを入れましょう。
シワを入れる時大切なのがシワの入れ方です。上から下、右から左、どの方向からどの方向に線を入れるかを決めます。
なぜこれが大事かというと、布が余った部分は盛り上がるので影ができます。
線の入れ方を間違えるとこの影にも影響が出てしまうからです
線の入れ方を決めるには服がどこから引っ張られているか・何に引っ張られているかを見つけてあげる必要があります。
意識するのは
- 肩
- 服のつなぎ目
- 手などによる引っ張り
の3点です。
これについては漫画家の吉村拓也先生の動画が一番分かりやすいです。
吉村先生のTwitterアカウント→Twitter
公式サイト→画力ゼロから始めるイラスト漫画生活
服のシワは素材で変わる
同じ形をしたものでも、その素材によってシワの出来やすさが変わってきます。
素材は服そのものを書く時にも大切になってきます。詳しくは服の描き方で大切なのはシワより形!初心者でも服を上手く描くコツをご覧ください。
服のシワの描き方まとめ
服の余った部分が引っ張られたりすることでシワができます。シワができると盛り上がる部分とへこむ部分にわかれ、へこんだ所に影ができます。
服・シワを書く時はひたすら模写をするのがおすすめです。模写するには【30秒】人物クロッキーの練習をするのにおすすめのサイトで紹介してるlin of action,quickposeがおすすめです。